礼服は一度着ただけだからクリーニングしなくても大丈夫か?という事について

どうも。あまりの暑さに「暑いですね」という言葉しか見つからないヨネイです(;^_^A。

なんですか、この異常な気温は!?

姫路市の天気。今日も最低気温26℃、

最高気温34℃という完全に猛暑日です…

つらい…。

つらたん

はばたん

さてさて、そんな暑さの中、今日もヨネイクリーニングへ多くのお客様がお越しくださいました。ありがとうございます。

とりあえず最初の挨拶は「暑いですね」となりますのでご了承ください(笑)。

さて、この夏の時期

礼服のクリーニング依頼が少し多くなります。

というのも、お盆など礼服を着る機会が多くなるからかと思われます。礼服準備のためにタンスに眠っていた服をいざ取り出してみると…

「カビだらけやん!」

とか

「なんか色々知らないシミが付いてる!!」

といった具合に

仕舞う時には気が付かなかった「事件」が起こります。

そんな時は冷静に

「姉さん、事件です!」

とHOTELの高嶋政伸のごとく言ってみましょう!

(古すぎる!昭和ネタ!)

ま、そんなしょーもない事は置いておいて…

その事件の裏側にはちょっとした原因があります。

その原因は…

「汚れやシミの付着」

なんです。

礼服って1度しか着ないことも多く、1度着たと言っても、一日中着続けることもあまりないかと思います。

「1回着ただけやから汚れてる事はないやろ」

と思われがちですが、、、、

実は「汚れ」ついているんですよ!(ズバリ)

「そんなん、信じられません!」

…って思われますよね。

でも本当なんです。

例えば、道を移動しているだけでも、排気ガスや大気中のチリホコリの汚れは付着します。

葬儀などでは線香の燃焼物が付着します(煙の中にはススなどの成分があります)。

礼服でお食事などをされたら「食べ物の汚れ」「食べ物飲み物のシミ」などが知らないうちについてるし、

夏場であれば、礼服に汗がびっしょりつく、

雨の日であれば雨に含まれる不純物の汚れもいっぱいつきます。

このように、

1度着ただけといっても、

汚れやシミは付着するもんです。

礼服のウェットクリーニング中

特に礼服は黒色が多い、、、というかほとんど黒色ですので、黒色や濃い色の服は汚れやシミがついてても基本的に目立ちにくいのです。

しかも

礼服は、着用してからその次に着るまでの期間が長い…

というのもカビや黄ばみジミ発生事件の原因のひとつです。

汚れやシミの付いた衣類は、タンスに眠っている期間が多くなると、生地の変色、シミによる生地へのダメージ、カビの被害、数多くのピンチを招くことが多くなります。

だから1度、2度着た服だからといっても

出来れば汚れやシミは取り除いてから仕舞って頂きたい…

というのがクリーニング屋からの願いです。

でも、

「そんな頻繁にクリーニングに出すのも結構出費がかさじゃないの…」

という高嶋さんのお気持ちもわかります。

なので出来れば シーズンの終わりにはキチンと

「クリーニングに出してから仕舞ってほしい」

と思います。

「クリーニング屋が儲けようとして脅しているだけじゃないのかぁ~?」

いえいえ、高嶋さん。

逆に言えば…

カビやシミが発生するとそれに対して除去する作業の「染み抜き代」が発生いたしますし、染み抜きでもどうしようもない状態(廃棄)になると、その服を購入した時の商品代金が無駄になりますし、その上、また新しい服を買うために使う費用や時間を失う訳です。

だから「シーズン終わりのクリーニング」は結果的にお客様の財布にも優しい訳です

何より我々クリーニング屋が一番心配してるのは、服が傷むことです

黄ばみやカビは生地に対してダメージを与えている状態のモノもありますますので、我々もそのようなリスキーな状態の衣類の染み抜き作業はぶっちゃけあまりしたくないものです。

それより、こまめにクリーニングしてもらう方が結果的に、服が長持ちして、長く使ってもらえることになり、クリーニングも定期的に出してもらえるので、逆に嬉しいのです。

このように、服を長く着てもらうためには、やはりクリーニングやお直しなどのメンテナンスは必要で、使用頻度によってはこまめに行わないといけない場合があります。

何かクリーニング・お直しなどでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

「よ~~~く分かったよ~~~~」

ありがとうございます、高嶋さん…(⌒∇⌒)